丁度マドリードは聖イシドロ祭とあって街は人出で賑わい、闘牛場はいつもは4割ぐらいの観客なのに、この日は大入り満員。

闘牛場では、ツアーのメンバーの男性が、財布を摺られるやら、ルームキーをなくすやらで、もう日本へ帰りたいよ、とぼやいてる。
案外男の人って弱気なのね、と私達4人組は意気軒昂。
 午後は楽しい々々自由行動の時間。ショッピングは革製品のレパント。
私は友人に、小銭入れを10個、お土産はこれでまず一安心。
 
お祭りなので、空には飛行文字 マヨール広場
中央の騎馬像はフェリペ三世
市場には名前のわからない果物や野菜が山積み、肉、魚、チーズにワイン、品揃えはたっぷり。
闘牛場前の広場。 開始時間は7:00、迫力満点
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闘志を失った牛は代えられてしまった。珍しいハプニング。
 闘牛が終わってから、タクシーでお寿司をたべに、花友、という店へ行きました。お店は狭い裏通りのようなところでしたが店内のしつらえは純和風に良く出来ていて、店員さんも品の良い和服の日本女性でした。
牛が殺されるところなんか観たあとに、ご飯なんか気持ち悪くて食べられない、といっていた私に同感していた友達も、闘牛は見てるうちに知らず知らず闘牛士を応援してしまったワ、といいますし、
私も闘牛は闘牛のショーとしてあまり現実感なくみてしまいました。

観客が夢中になって大声で、オレ!と叫ぶそちらの方が興味がありました。
日本人がお相撲を見て、ザブトンを投げる気持ち、あれとは
少しちがうかな?
ですから、その後の食事も、久しぶりの日本の味ということもあってか先ほどまでの杞憂のあとかたもなく
お寿司は美味しくペロリと平らげてしまったのには、われながら・・・でした。
現地の人も日本の、スシ、 をたのしんでいるようにみえました。

主人が家でどんな夕食をとってるかしら?とちらと頭を掠めましたが、それもほんの一瞬だったかな?
 
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