馬 車 観 光 (ルクソール市内)


予定に無かったルクソール市内の馬車観光をします。
と言われて、うわーっと歓声があがりました。みんな、毎日の強行軍で、ちょっと疲れ気味のところ、
馬車でのんびり見物できるなんて、大喜びで馬車にのりこみました。
ぼんやりモノの私に似合わず、一番綺麗で人のよさそうなハンサムなぎょしゃの馬車を選び、意気揚揚と乗り込みました。『チップは必要ありません』といわれてシメシメ。人のよさそうなギョシャは愛想よく終始ニコニコとこちらの質問にこたえてくれます。感じの良い人にあたったと喜ん田のも束の間、で、帰り際、バクシーシ〔お金)と言われて、え?あの愛想のよさはそのため?でもガイドは必要ないといったわよ、とムシしておりました。ゴキゲンの悪い顔ったらアリマセンでした。 市場の通りを歩く長身の男性。カッコイイ。
着ている白い衣服はガラベイヤといって
頭から被る涼しそうな男性用ロングドレス。
湯上りにしたら気持ちよさそう
いろんな店が並んでいます。日用雑貨や、生魚が地ベタにじかにおいてあったり、ピンク色の大きな肉の塊がそのままつるしてあったり、水タバコを吸っている男たち、飴玉や、お金ほしさに馬車をいつでまでも追っかけてくる子供たち。ものめずらしい光景ですが、でも日本の戦後の闇市よりノンビリと人間くさい。 住居なのか、商売家なのかわかりません。
建物の白い壁に描かれた絵が目にとまりました。
白いナナメの線は馬車のロープ。
 
真ん中の赤いものが、馬車でトコトコ走っていたら
いきなり目の中に飛び込んできたナマ肉の塊。
軒先に吊るしてあった!
私の想像では銀行かな?
赤い房は馬車の飾り


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