ピサの斜塔


ピサの斜塔が一躍有名になったのは、ガリレオが斜塔から重力の実験をしたことから。(私はシラナカッタ!)
1174年に着工され、高さ156メートル。だんだん傾斜がひどくなるので私たちが行った時は修復工事中で中には入れませんでした。
小学生のときこの写真を見て、ひどく驚き、母に、人が通っている時に倒れたらタイヘンダ!といったオボエがあります。
子供心にとても不安を感じたようです。


丸い屋根の建物は洗礼堂
中央はドオゥーモ。
ロマネスクとゴシックが混ざっている。
1118年に完成したイタリア最古の大伽藍。
ピサロマネスク様式で建てられた
大聖堂。
ホテルの窓から撮った
ライトアップされた斜塔。
 バスから降りて、ホテルへ向かう途中には土産物屋が両側に所狭しと並んでいて、身の丈2メートルもありそうな、屈強な男性ばかりが売らんかな!の態勢で近寄ってきます。私たちは身を固くして離れ離れにならないようにして通り過ぎるのにせい一杯でした。(03年現在の事情は知りませんが・・。)

ホテルは五つ星ということで期待をして行きましたが、なんと、建築当時は確かにそれらしいホテルと思われますが、築何年?と言いたくなるような古ホテルで、いよいよ部屋割りが終わって二階の廊下へ辿り着いたときは、廊下の壁紙といい、カーペットと言い、暗ーい、エンジ色、部屋はと言えばこれまた暗いエンジ色の壁紙。狭い部屋にベッドが三つ、(私たちは三人で参加しましたので)。バスタブはなく、シャワーは狭いガラス張り、それも隙間だらけで、シャワーの器具はアッチを向いたきり言うことを聞いてくれません(泣)。

 それでもやっとの思いで、明日のパッキングも終え、ベッドに入ります。私のベッドの横は小さな窓があり、外は中庭になっていますが、 照明一つあるでなく、暗い小窓を横目で見ながら、 ♪なんだかオバケが出そう♪ と早々に目をツムリます。
 次の朝、みんながひどい部屋だ!を連発。若い人は日本のホテルの至れり尽せりのサービスを連想して、いろいろ不満があるようですが、ホテルと食事は旅行代金に比例していることを忘れています。私ともう一人の年配の方とは「みんな、支払った金額を忘れてないで!」と言うのですが・・・。
でも、ちゃんと交渉をして、いくらかの料金でいい部屋に替えてもらった人もいて、 やっぱり旅慣れている人はチガウ!と実感し、教訓!を得た一夜でした。
  上のライトアップの写真はそうして部屋のグレードアップをした人が部屋から撮った写真なのデス。流石・・・。いい思い出話になるわよ、と言ったのを覚えていますが、ホントニそうで、いまでもいい語り草です・・・。 旅はしてみるものです。




この日のランチ


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