フィレンツェの街を展望する。丸い屋根が花の聖母教会
フィレンツェ、その名の語源は、花、という意味だそうです。 ルネッサンスの花開いたこの街はまさに街そのものが美術館と言われているように、 私の好きな茶色い屋根瓦、美しい教会、いたるところにある広場、そして美術館。めぼしい所だけ回るにしてもせめて三日はほしいところ。 私たちはウフィッツィ美術館に朝一番で並んでそれでも一時間近く待たされて、中を観て回るのにお昼近くまでかかりました。 午後は自由行動。地図を片手にヴェッキオ橋へ。何度も迷って、途中、地元のスーパーや、お店を覗いたり、 道に迷って又もとの出発点に戻ったり、あーあ、なかなかはじめての自由散策は面白くも大変でした。 アカデミア美術館に行けなかったのは心残りでした。 |
シニョール広場 この広場の周りには多くの像が立っています。私が知っている広場の像といえば、太陽の塔ぐらい。
物珍しいと言うよりはオドロキで目を見張りながら周りを見回します。
ダビデ像 (レプリカ)
本物はアカデミア美術館にあります。行けなかったのが
残念です。右の像はわかりません。ダビデ像,
アカデミア美術館所蔵ミケランジェロ作
背中からお尻へかけての線がとてもいいんですって。広場の真ん中で思わずきょろきょろする人。 素晴らしさにじーっと見入っていますね。
地元の人、観光客、実にたくさんの人々が行き交っていて
賑やかです。果物屋さんなどもあったような。
ウフィッツィ美術館 | 1560年〜80年にかけて完成したこの美術館はメディチ家の支配するトスカーナ公国の役所でした。古い歴史を物語る素晴らしい美術館です。イタリアのみならずヨ−ロッパ絵画の優れた作品が目白押しです。有名なのは、ボッティチェりの、『ウ゛イーナスの誕生』や、『春』.
さすがに多勢の人だかりがしていました。 第18室にはずらりと名品が並びます。ここは軽く弧を描いた部屋でこの三倍ぐらいの横幅がありました。一歩足を踏み入れた瞬間、凄ーい!という嘆声が出ます。『メテ゛イチ家のウ゛イーナス』は、ルーブルの『ミロのウ゛イーナス』と同じヘレニズムの彫刻です。ポーズは違いますがやはり、気品ある美しさに惹かれます。 |
第18室の中央部分 横幅だけでこの三倍はあります。目を奪われます。 |
春
ここに描かれている花はすべてフィレンツェに
実在する花々だそうです。ビーナスの誕生
海の泡から生まれでた絶世の美女としか知らなかった私ですが、後にそのものがたりを聞いて驚きます。
この画像はMarkHarden's Artchiveのご好意で使用させていただいています。
ウフィッツィ美術館の ひわの聖母 |
ウイーン美術史美術館の、 ヴェルデヴェーレの聖母 |
左の美術館で求めた絵葉書。私の部屋に飾ってありました。ひわの聖母とあまりにもよく似ているので調べましたヴェルデヴェーレの聖母 のお顔の部分でした。 |
外国の美術館をまわっていつも、その国の歴史もさることながら、
聖書と神話の知識は必須条件、と痛感します。
帰ったら、イタリアの歴史の勉強をしよう・・カナ? と思いつつ帰ってきましたが、未だに、カナ?から進んでいません。
アルノ川にかかるベッキオ橋。橋にはずらりと 宝飾店が並ぶ。この橋は作られてから200年間肉屋として使われていました。 橋を渡るとピッティ宮殿。 |
乗り物に乗らなくてもよい程の広さの街。ここをミケランジェロも歩いたのかしら?観光馬車が見える。用心深くリュックを前に提げている人 | ジョットの鐘楼。 ピンク、白、緑の大理石に彩られた鐘塔は1359年に完成 414段の階段を上がれば市内が一望できます |
この日のランチ | ||
付け合せにポテトは定番みたい。 |
リゾット 久しぶりのお米の味にほっとします。 |
デザート |
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