東 福 寺
東 福 寺
1255年、摂政九条道家が、奈良の東大寺や、興福寺になぞらえようとの念願で建てられた京都最大の大伽藍が臨済宗大本山の東福寺です。相次ぐ火災のため、大部分を焼失しますが、1347年には再びその偉容を現します。
既に、京都五山の中に列せられていた東福寺は完全な禅宗寺院としての寺観を整えることになりました。
東福寺へいたる道、白壁と紅葉 | ピラカンサの赤い実 |
すがれた紅葉 | |
通天橋で見かけた京美人お三人。揃って和服姿。 | 葉っぱ一枚一枚がくっきりときれいでした。 |
もう、初冬の雰囲気 | 市松模様の苔と石、モダン。 |
石庭は龍安寺ばかりではありませんでした |
泉 涌 寺
静寂そのもの
歴代の天皇の山稜がこの地に営まれるようになり爾来皇室の菩提所として篤い信仰を集めています。
やはり、一日に4箇所のお寺を回ると言うのはムリのようで、最後になったこの、御寺に駆け込んだのは3時半、拝観を終えて出ましたのが4時10分、しかも、入り口の楊貴妃殿の当たりだけしか拝観することはできませんでした。
すっかり葉を落とした赤い実が水面に張り出している
盛りの時だけが美しいとも限らないことがよく解りました。仏殿
泉涌寺からの帰り道に出遭った一重咲きの山茶花 白にうっすらと紅を刷いたような可憐さ。 初冬の夕暮れ近いひっそりとした路地に似つかわしい 清楚な美しさ。 |
いかに紅葉のシーズンを外したとはいえ、もっと混雑を予想していましたので、思わぬ静けさに恵まれて、
本当にゆっくりと京都の一日を楽しむことが出来ました。
余談ですが・・・ 私たちが、東福寺についたとき、中から黒塗りのハイヤーがすーっとでてきました。何気なく見遣ると、きれいな舞妓さん、 まともに舞妓さんを見るのははじめてなので、アッと思って、その隣を見ると、黒っぽいスーツの紳士が・・・ 世の中は不景気というに、昼日中、舞妓さんを伴れて、紅葉見物とは! 映画や小説の中ではそういうの一杯知っていますが、目の当たりにしてみると、ふーん、今でもそういうのアルんだ、 ああいうのを、楽しむ男性が今の時代にもいるのだなあ、と実感させられました。 アナタはどう思います? そして、日が落ちてから、初めて祇園のあたりを歩きました。幸運?にも二人の舞妓さんにであいました。 昼間の舞妓さんに比べると、言っちゃワルイけど田舎からぽっと出って感じ♪ 今日は社会勉強もシマシタ! |
こよなく京都を愛した歌人吉井勇の歌碑 かにかくに祇園はこひし寝るときも 枕のしたを水のながるる |
新しいバーやカフェにはおそろいの提灯が。 |
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