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京都駅はいつ来ても人が多い。
正面玄関のエスカレター前で昨日から京都に泊まっているJちゃんと待ち合わせ。
20分ほど遅れて現れたJちゃんはもう二箇所回ってきたと言う。
その素早さにおどろきつつ、まず鴨川べりをあるくことに。 |
下 鴨 神 社(世界遺産) 賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)
下鴨神社の歴史は古く奈良時代以前から大きな社として祀られていた。 主祭神は、賀茂建角命(かもたけつぬのみこと)、玉依媛命(たまよりひめのみこと)。玉依媛命と言うのは身分の高い巫女神であったとか。 有名な葵祭りもここのお祭りである。
隣接するのは糾の森。 森に『糾』と言うコトバが使われていることに私は以前から引っかかっていた。 現在、このあたりに裁判所があると言うことから想像しておぼろげに納得。 |
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輪 橋 (ソリハシ) |
橋の袂の梅が 尾形光琳描く 紅白梅図の梅とか |
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見事な媛小松 (五葉の松の大木) |
五月の節句が近いので |
さざれ石 |
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桜の時期の鴨川べりは特に美しいのではなかろうか。 |
半木の道(なからぎのみち) |
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御 所 桜 紅 枝 垂 桜 |
上 賀 茂 神 社(世界遺産)
天武天皇の御代(678)に現在の社殿の基が造営され、以来400年広く庶民の信仰を集める。 葵祭りは、京都御所を発し、下鴨神社を経てここまでがコースである。 |
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立砂 (Jちゃん撮影) |
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化 粧 地 像 |
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狭い路地をあちこちと歩いているうちに、上のような、化粧地蔵に出会う。子供を守るお地蔵さんとか。路地の掃除をしているおばあさんに道を尋ねる。どこそこの道を下がってナ・・・ 西に入ってナ・・・。 京都の道は、北へ行くことを上ガル、南へ行くことを下ガル、と言う。京言葉ではんなりと聞くそれはJちゃんや私の耳に心地良かった。
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平 野 神 社(重要文化財)
寛永2年(1625)南殿、同9年(1632)北殿建立。 |
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たくさんの 桜で 有名 |
北 野 天 満 宮
冶承4年(1180)平清盛が建立。霊験あらたかな学問の神様として知られる菅原道真を祀っている。梅の名所。
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どこかへ 運び出す ところ |
揃いの装束が珍しい |
境内に 桜吹雪が 舞う |
松 尾 大 社
ここは奈良時代以前から住民が生活の守護神として尊崇していたのが始まり。 5,6世紀には秦氏(秦の始皇帝の子孫)がかかわりこの地方の発展に大いに尽くしたと言われる。
それはさておき、鴨川近辺が目的であったにも関わらず全然方角違いの松尾大社まで来てしまった。延々バスに揺られて・・(笑)。 しかし、朱塗りの鳥居や社殿ばかりを見てきた目には却ってほっとするような落ち着きを感ずる社ではありました。 桜の花ととそこここに咲く山吹の黄色が新鮮! |
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境内を流れる小川には水車。山吹の花がさしかかり、時折り激しく舞う桜吹雪に声もなく見入る |
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なぜか本殿のほうには入らず、社を後にした。目の前に止まっている京都駅行きのバス。あわてて走りこんだ。なぬ?4時半の新幹線に のるって?それを早く言ってくれなくちゃ・・・。ぎりぎりバスは間に合った。バスを降りJちゃんはダッシュして駅に駆けて行った。
その後、しばらくポカンとしていた私。マダ帰るのは早い。そーだ、二条城の夜桜! ウン、行こう!私はゆっくり歩き出した。 |
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