写 真 集
6月初旬、一度は行きたいと希っていた、立山黒部アルペンルート、というツアーに参加しました。 北陸道を通り、ロックヒルダムで知られる御母衣ダムや、白川郷の重要文化財、遠山家の合掌造りなどを車窓から見る。富山平野に入ると、屋敷林に囲まれた家々が田圃の中にあちこちに点在するのを眺めながらやがて、宇奈月に到着。 コース JR 名古屋駅西口=東海北陸・北陸道=卯奈月・・・(黒部渓谷トロッコ電車)・・・欅平(トロッコ電車の終点)・・・卯奈月(泊) 卯奈月=アルペンルート通り抜け:立山〜〜(ケーブルカー)〜〜美女平=高原バス=室堂(自由散策)=(トロリーバス)=大観峰^^(ロ-プウエイ)^^黒部平〜〜(ケーブルカー)〜〜黒部湖・・・(徒歩)・・・黒部ダム=(トロリーバス)=扇沢=穂高(買い物スイス村)=長野中央道=名古屋駅西口 |
黒部峡谷鉄道は、宇奈月から欅平の散策の時間を入れると往復4時間ほどかかる。宇奈月に帰り着いたとき「ああ、長かったなあ、トンネルばかりで退屈したなあ!」と言う人がいて驚いた。私は、トンネルの中の暗く長い時間ですら、面白かったから。だって、トンネルを出ると、そこは雪国だった。と言うではありませんか。トンネルを出たら、どんな景色が待ち受けているかと思うだけでも、私は期待にわくわくしていたから。 軌道は、もとは電力会社の建設資材や作業員の輸送が主な役割でした。時には「生命の保障はしません」とキップの裏に書き、これを了解の上で乗車したこともあるという。いかに危険を伴った難所であったか推測が出来ます。ひとつトンネルを出るたびに切り立った崖、エメラルドグリーンの川のいろ。川には天然の温泉がある。入っている人も見える。退屈してるヒマなんかありはしない。 |
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御母衣ダム (ロックヒルダム) |
白川郷 遠山家 重要無形文化財 |
富山平野に点在する 屋敷林 |
卯奈月駅 | トロッコ電車の綺麗で 立派なのに驚く |
新緑に映える山彦橋 | お互いに明るく手を振る | 出平(だしだいら)ダム | 黒部川の渓流いい眺め! | 小屋平駅にある、小屋 |
自然石をお地蔵さんに見立て | 昔こんなに立派だったら 工事もラクだったでしょう |
橋の名前はいずれ? | 鮮やかな緑の中 トロッコは行く |
沿線に 何の花? |
ヨーロッパの古城のような 新柳河原発電所 |
欅平の散策 | 欅平の人食い岩! | アルペンルート雪の大谷 人が歩いている |
室道平 |
地獄谷 | ベンチで休息する人 | 展望台から見た大谷 | ||
雪の大谷を是非見てみたいという願いがヤット叶う。 そこを歩くことは出来なかったけれど、バスの中から歩いている二人を、これは必ずうまく撮れますようにと念じながら、かろうじて二回シャッターを押す。動くバスの中からにしては、まあよく撮れたと、自分では満足のいく写真でした。あっという間に大谷は通り過ぎてしまったけれど、間近に見ることが出来て大満足。6月はじめとあって壁の高さはそれほどでもなかったけれど、一番高い時は30メートルを超えたこともあるとか。左の絵ハガキでそれがわかりますね。 次はいよいよ大観峰から黒部へ。 |
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Photographed by T. Murakami |
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黒部湖へ | 大 観 峰 か ら の 眺 め。 | |||
冷たく美味しい水に ペットボトルの行列 |
黒部ダム湖 晴天に感謝 | ダムの堤長は492m高さは 186m景観としても日本一 |
展望台が見える | トンネルを通ってトロリーバス乗り場(扇沢行き)まで歩く |
ヤット見つけた、 ミズバショウ |
扇沢駅でみつけた シャクナゲ |
チョロキュウ。思わず 買ってしまった悪いクセ。 |
宇奈月駅前の、セレネ美術館。行けなくて残念 | 黒部川電気記念館 |
でかける前にネットで調べたら、室堂あたりの気温は、平地より12.3度も低いと言うので、しっかり防寒の用意をしていったけれど、全く必要のないほどの心地よさ。宇奈月では雨模様だったのに上がるにつれて空は真っ青! 白い雲がもくもく! でも、山の天気は気まぐれ、この反対のこともありうるので、今回はたまたまラッキーだったということでしょう。私にとって雪山を歩くのは珍しい経験。私の口癖、「もういっぺん来たい!が、つい、口に出る。帰りは、長野県に出て中央道を通り名古屋へついたのが予定時刻ぴったり7時半。いい旅でした。 |
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