2000.5.18〜21
旅もあと2,3日という頃から、私の指は腫れ関節は痛く、カメラはおろか、スプーン&フォークも 持ち辛いありさま、やっとの思いで撮った写真、数枚です。
スペイんからポルトガルへ入って来るにつれ、時間がゆっくり流れているような、まだこんなにおっとりとした所もあるのねという感覚が拭えません。
我々の生活がいかにせせこましく、時間に追われているか、それが当たり前になっているかを
痛感 しました。
ロ カ 岬
此処に地が尽き、海が始まる場所・・・と、歌われたロカ岬へとうとうやって来ました。
何の変哲もない岬ですが、やはり、はろばろと来つるものかな・・・でした。
ここで私たちは、古いポルトガルの文字で、自分の名前を記したロカ岬へ来たと言う証明書を1000エンで 買わされた?つい買ってしまった?
やっぱり世知辛い?
リスボン
円内は大航海時代を記念した発見のモニュメント | 足元のタイルも美しい |
ここで私たちは、添乗員さん絶賛の、評判のエッグタルトを走って走って買っていただきました。
その美味しかった事、あの味は忘れられません。遠慮して私たちだけの数4個しか買わなかった添乗員さんと分け合っていただきました。
シントラ
王宮から街を見下ろすと。
ナザレ
ナザレといえば連想するのは、イエスキリストの生誕の地ですが、何か関係があるのかな?とおもっていましたが・・・
8世紀、ある修道士がナザレから聖母像を携えてやって来たことからその名が付いたという事です。
ある一軒の家からわざわざ私たちを見に出てきた女の人は、ゆったり、にこにこ、旦那さんは漁に出ているとか。
私たちとごく自然に、身振り手振りで話す様子はのどかでいいです。
一人の友はこんなところに住みたいわー、と言い出す始末。
でもちょっと買い物というわけにはいかないところなんですよ。
オビドス
城壁の街オビドスは美しい街でした。この城壁を私たちは、こわごわ少しですが歩いたのです。高所恐怖症のA子さんまでがつられて 上がってしまって、悲鳴をあげていました。私もあたりの景色など眼にはいりませんでした。
城壁の下で奥の方まで入り込んで友達がやっと撮ったアマポーラ(ひなげし)。
鮮やかな深紅が、目に、心に沁みます。
ひと時ほっとしました。
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